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〜幻のように〜

  これは夢の中なのでしょうか
起きているときでさえ,夢を見ているようなの

なんだか,たよりなくなっていく自分の感覚
とてもやさしく,あなたはいつも包んでいてくれるから
全身の力をあずけて,溶けていく・・・すべてを忘れて
なにもない静かなところへと・・・

雑踏の音が,遠くへ消えていくこのときが好き
終わりのない闇を,漂いながら流れていく

恐いものなんて,何もないわ・・・
そう言って,笑いながら瞳をそらす
たとえ強がりでも・・・
こんな夜は,一瞬の幻でも許してしまいたくなる
信じてる・・・・ありきたりの言葉は言わない
今,感じる体温がすべてだから・・・

グラスを一気に飲み干して
顔を上げていく・・・

たとえ幻でも,あなただけ・・・    

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